スタービーチと出会い系サイト
いつの時代においても人は出会いを求めるものである。そのカタチも時代に合わせて様々に変化してきた。そして時にそれは商売の道具として使われてきたのも事実である。
需要と供給、求めるものがいるからこそ商売としても成り立っているのです。出会いを求めるのは動物的本能からきてるものであり、また一人では生きることができない弱い人間を象徴しているようである。
出会いを斡旋する媒体としてインターネットを利用した出会い系サイトは様々な社会的影響を及ぼしてきた。そして出会い系サイトの代名詞とも言われる、出会い系サイトを大きく世に広めたスタービーチというサイトがあった。
スタービーチは出会い系サイトという概念を世に広め、その後誕生する出会い系サイトにも大きな影響を与える。また出会い系サイトに関する法律もスタービーチというサイトの影響はかなり大きいと思われる。
スタービーチが誕生する前にも同じようなサイトはたくさんありました。携帯電話でのメール通信やインターネット回線が可能になって間もなくのことであった。しかし、現在のようなパケット定額制でなく、インターネット回線を毎日利用していたらとんでもない料金を請求されていた。
まだまだ、携帯電話でのインターネット回線での整備がそれほどなされていなかったためである。そして定額制の料金システムが主流になり、携帯電話のインターネット回線の速度の安定、携帯電話本体の液晶ディスプレイの高画質化、本体自体の機能向上など、携帯電話でのサイト閲覧が快適になってきたころに誕生したのがスタービーチで、当時としてはとても新鮮なサイトであったのであろう。
出会い系サイト規制法
出会い系サイト規制法、正式には「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律」といいます。一般的にわかりやすい出会い系サイト規制法という言葉を使っていますが、これは2003年に制定された出会い系サイトに関する法律です。
まず出会い系サイト(インターネット異性紹介事業)の定義を示し、有償、無償に関わらず出会い系サイトの運営には届け出が必要となった。
この法律は基本的に児童(18歳未満)のサイト利用及び、サイトでの誘引する行為を規制するものである。児童が出会い系サイトを利用するのはもちろん、書き込みによって児童を誘引する行為、つまり交際を希望するような書き込み、あるいは金品を目的とした異性交際を求める書き込みも規制し、違反したものは処罰の対象となった。
これは、出会い系サイトが援助交際の巣屈となっていることが社会的な問題となり、ようやく重い腰を上げた大人が制定した法律である。
携帯電話を持つ年齢が年々低くなっていき、また18歳未満の利用は禁止とかかれてあっても、ボタンひとつで誰でも利用出来てしまう現状にあり、法律制定後も出会い系サイトを利用する児童は一向に減らなかった。
サイト運営側もそのような書き込みを発見したら削除、あるいは退会処分などの対応をとってきたが、イタチごっことはまさにこのことで、次から次へと現れるのである。スタービーチというサイトもそのような状態であった。
そして2008年12月に法改正に伴いインターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律施行規則」が改正され、児童が出会い系サイトを利用できないようにするための規制がより一層厳しくなった。
出会い系サイトを利用する際に運転免許証などの生年月日と発行元が記載された書面を提出(画像をメールで送信)しなければならなくなった。(施行は2009年2月)
この法改正により多くの出会い系サイトが閉鎖を余儀なくされた。特に無料サイトにおいてはこれらを管理し、運営していけるだけの資金がない。
そしてあの伝説のスタービーチもこの法改正に伴い、サイト内の掲示板サービスを閉鎖せざるをえなくなった。